くろがね産業 社長ブログ

環境ビジネス界で働く社長の奮闘記 Part.2

6時間リレーマラソン

少し前のことになりますが、10月2日に行われた6時間リレーマラソン岡山大会に参加してきました。

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くろがね産業は第2回から参加しているので、今回が5回目。

今年の順位は、職場対抗の部で255位。

・・・年々順位が下がっています(汗)

 年々全体の参加人数が増えている(今年は7,000人だそうで)とはいえ、やはり昨年より上を目指して努力していかなければならないですね。

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今年はくろがね産業が40周年ということもあり、Tシャツも奮発して作成しました。

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そもそも、なぜ6時間リレーマラソンに参加するのか。

それは、皆でタスキを繋いでいくということはリレーマラソンも仕事も同じだからです。

走っている間はシンドイです。歩きたくなる。

特に仲間が見ているスタジアム内はいいですが、外のコースに出るとキツいです。

誰も見てないし、歩いちゃおうか・・・

そんな弱い気持ちと戦いながら走ります。

大切なのは、見ていないところでどれだけ頑張れるか。自分がサボると全体に影響してしまう、仲間のためにも頑張ろう、と氣持ちを奮い立たせて走る。

そして必ず仲間が中継地点で待っていてくれる。

そう思うから最後の力を振り絞って走る。

タスキを繋いだあとの達成感、満足感。

実は普段の仕事でも同じようなことではないかと思います。

ただ、日々「なんとなく」やっているから分からない。満足感が得られない。感謝できない。感動がない。

 

だから、こういう機会を提供してもらって本当にありがたいのです。

改めて仕事に置き換えたときに、「なんとなく」やっていないか、キツいことから逃げていないか、ということを反省することになります。

 

皆が持ち場で最大の努力をするからこそ楽しい。

個人能力の差はもちろんあります。早く走れる人、体力がある人・・・でも、その場面場面で自分の弱い心に打ち勝って最大の努力ができるか、ということが尊いのです。

くろがね産業はそういう集団でありたいな~と思います。

 

皆が努力したからこそ、この後の打ち上げでも美味しくお酒が飲めるものです。

実際に、美味しかったですね。

打ち上げの写真は取り忘れました・・・

経営方針発表会

くろがね産業は9月より新しい事業年度に入ります。

それに先立ち、8月27日(土)に経営方針発表会を開催しました。

6月、7月に全従業員で考えた数値計画や行動計画を取りまとめ、改めて全員で共有するためです。

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計画は立てることが目的ではなく、実践することが大切。

分かっていることですが、なかなかこれが難しいことです。

だからこそ、全従業員と金融機関さま等の外部の方の前で決意表明をすることで、一人一人が有言実行で事に当たるようにします。

 

私からは、なぜ計画目標を達成しなければならないのか、なぜ会社が掲げている「大家族主義で経営する」、「全員参加で経営する」ということが必要なのか、ということから始まり、前期の反省、今期会社全体として実施することを話しました。

経営計画を達成することにはルールがあります。

それは、「我々のやり方」で達成しなければならないということです。

つまり、我々が正しいと思っていることで達成することに意味があるのです。

例えば道が2つに分かれているとして、一方は楽だけど覇道、一方は険しいけど王道とすると、王道を選ばなければならない。不正や悪事に手を染めないためにも、全員が王道を理解し、皆で確認しながら進んでいくこと。それが尊いのです。

だからこそ、毎回冒頭に私が理念やミッションを盛り込んだ話をします。

 

その後は事業部ごとに前期の反省と来期の計画を発表していきます。

責任者といえども皆プレイングマネジャーですから、普段の業務が終わった後に資料をつくったりまとめたりします。

発表はパワーポイントで行いますが、慣れていないので時間もかかりますが、洗練された資料などよりも想いが伝わってきます。それがいいのです。

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あとは毎月、進捗を確認しながら実践していくのみです。

大切なのは、常に「何のためにやるのか」ということを忘れないこと。王道を意識すること。

くろがね産業のやり方、いわば「THE KUROGANE WAY」で達成することこそが、我々が描く理想の会社、素晴らしい人生を実現する一番の近道なのです。

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発表会のあとはコンパです。普段はお互い仕事でゆっくりと話をする機会もない面々が、お酒と料理を交えて胸襟を開いて深く話をする。そうすることで、会社というのは自分だけで動いているのではなく、色々な人の想い、地道な仕事、多くの苦労や喜びで成り立っていることが分かります。

我々がコンパを大切にするのは、大家族主義という家族のような心の結びつきが経営する上でなくてはならないものだから。

そして、私も笑顔の従業員さんたちを見ると、もっと頑張ろうと思います。

コンパの写真はまた撮り忘れです・・・残念。。。

 

そして毎回、「今回こそは余裕をもって資料をつくる!」と思うのですが、またしても前日徹夜となりました。。。

ギリギリまで手直しをしているとついつい時間が過ぎていきます。

計画的に、土俵の真ん中でも土俵際と思ってやらなければなりませんね。

経営計画策定合宿

くろがね産業は9月から新しい期に入ります。

先々週、先週と来期経営計画をつくる合宿を行いました。

 

傍観者ではなく、他人ごとではなく、いかに経営に参画している意識を持てるか。

自分の頑張りが、自分が描く理想の会社、理想の働き方に近づいていることをいかに実感できるか。

くろがね産業は「全員経営」を目指しているので、計画も社員全員で立案します。

決して与えられた目標ではなく、自分たちで考えた目標と行動計画でなければなりません。

「私の夢」が「私たちの夢」になり、「会社の夢」と繋がっていく。

それによって経営参画の意識が上がり全員経営になっていくのだと思います。

 

 

まずはリーダーによる経営数値策定の合宿を行います。

我々の使命、ありたい姿は何なのかというビジョンを常に意識しながら、部門ごとの利益計画をつくっていきます。

売上を増やすのか、原価を下げるのか、固定費を下げるのか…何度も何度も数字を見ながら試行錯誤していきます。

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    (リーダーによる経営計画策定合宿の様子)

 

そこで出来上がった年間の売上、経費、利益の計画をもとに、1週間後に全社員で合宿を実施して行動に落とし込んでいきます。

利益計画の数字は数字でしかなく、その数字に血を通わせるために行動に落とし込んでいきます。

ここでもまずはビジョンを意識します。

我々の行動が理想の姿に繋がっているのかどうか、ということです。

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    (全社員での合宿でビジョンの共有と行動計画をつくってきます)

 

この2つの合宿は数字計画、行動計画を策定することも重要ですが、それと同じくらい重要なのは「合宿」であるということ。

「全員経営」と合わせて「大家族主義」を目指している、くろがね産業なので、ここで寝食を共にすることでお互いをより理解し家族・仲間としての絆を深めます。

もちろんコンパも実施します。

(両合宿ともコンパの写真がないので掲載できませんが、盛り上がりました!)

 

ようやくこういったスタイルが腑に落ちてきた感があります。

社会に出ると人生の大半は仕事の時間になります。

仕事が充実していなければ人生が豊かであるとは言えず、豊かな人生は誰かから与えられるのではなく自分たちで掴み取るものです。

その場を提供するのが会社です。

ならば、会社での働き方というのは指示命令をこなしているだけの受動的なものではなく、自分たちで考え、目標設定し、行動に落とし込み、自らを律して進捗を確認していくべきです。

そして困難は自分で抱え込むのではなく仲間と共有する。支えてもらう。表面的な事なかれ主義の関係ではなく、相手を想うからこその厳しさも発揮できる関係であるべきです。

そういう状態をつくり、全員が自分の人生を主体的に歩んでいける集団が、くろがね産業であるべき、と考えます。

 

理想は高いですが、確実にそこに近づいていけるように活動していきます!

新設備を導入しました

先日、くろがね産業に新たな設備が入りました。

一軸破砕機。

久々の大きな設備投資です。

 

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中期経営計画の達成を見据え、効率化、省力化を進めていく必要がありますが、従業員さんたち全員が企画から設備の選定まで色々と動いてくれました。

ですので、今回は今まで以上に「自分たちの設備」という氣持ちが強いことでしょう。

 

他人ごとではなく自分ごとにすること。小さなことでも、それを積み重ねていくことで、いつの間にか仕事が好きになるのだと思います。

「何が与えられているか」を思考のスタートとしてしまうと、全て人任せで無い物ねだりに終始していまいます。

制約条件があるのは当たり前として、「目標と現状のギャップをどう埋めるか」と主体的に考えると、行動として表れます。行動すれば結果が出る。どんな結果でも、そこから学んで前に進むことができます。

今回の設備に関しては完全に従業員さんからの発信で、私はほぼ何もしてません。

 

自らの人生は自らが切り拓く。

言い換えれば「自分ごとにする」。

それが自分の人生を、自分がハンドルを握って操縦する唯一の方法であり、

充実した仕事、人生を送ることに繋がるのでしょうね。

 

何はともあれ、従業員さん達に感謝です!!

第38期 経営方針発表会

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9月20日(土)に、くろがね産業の経営方針発表会を行いました。

 

今回は久々のゲストをお招きしての開催でしたので発表者たちもいつもより気合を入れて準備しており、さらにそこに僕のチェックが入ったので通常業務をこなしながら作っては直し・・・と、毎晩遅くまで大変そうでした。

 

そんな中でも「大変ですけど、みんなで作り上げてる感じがあってイイですね!」という声もあり、非常にポジティブな雰囲気で準備が進んだと思います。

今回は普段からお世話になっている金融機関さま、税理士法人さま、内定者、先日インターンシップで受入れた中国からの留学生をお招きしての開催となり、私も若干発表時に緊張しましたが(笑)、みんなの真剣な発表を聴いていただき、ゲストの方々から「感動した」とのお声を多数いただきました。

手前味噌ですが、私も彼らの発表を聴いて感動しました。

彼らの準備の努力を見ている私が感動するだけでなく、その日に発表見ただけのゲストの方々も感動してくれるということは、やはり何事もど真剣に一生懸命やることで人の心を震わせることが出来る、ということに他なりません。


思えば、こういった発表の場を設けようと思ったのが8年ほど前でした。当初は僕が一方的に喋って、時間を持て余して啓発系のDVDを観たり、全員参加とはお世辞にも言えない形だけの会でしたが、少しずつ巻き込んでいき今の形になりました。
今は本当に全員参加の会になり、会社にとっても欠かすことの出来ない大事な会となっています。
あとは、この会で発表したことを実際の経営の場で実践することです。

いくら素晴らしい発表をしても、結果が出なければ意味がありません。カッコ悪いですしね!

それにしても、本当に僕は従業員に恵まれました。僕は彼らのことが大好きです!
だからこそ、僕が今回発表したことを何としてもやり遂げて、彼らを幸せにしたいと改めて強く思います。

最幸の一日でした!!そして最幸の一年にします!!

TRASHED

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先日観たDVD。
静脈物流に携わる身としては観るべきだろうということで。

過剰な表現もあるし、プロパガンダ的に感じるところもある。
でも、まだまだ知らないことも多くあった。
世界は繋がっている。豊かで便利にになった反面、そのしわ寄せは確実にどこかに出ている。でも、それは普段我々の目に触れないから実感できない。目の前のゴミは、移動させたり焼却したり埋め立てたりで無くなります。

環境問題はいろいろあるけど、おそらくゴミ問題が一番深刻なのかもしれない。
でも、どうにもならずに嘆くようなことではない。
そういう認識でこの業界に携わっていかなければならない、と強く感じました。

 

こういうものを見てしまうと・・・本当に、責任重大だと思いますね。。。

 

 


http://trashed.jp/

高い目標を掲げること

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サッカー日本代表のW杯は残念でした。。。
優勝という目標を掲げたけど、結果はGL敗退。
本当に残念です。

ネット上には
「大口叩きやがって!」とか、
「もっと現実をみるべき」とか、
「夢みたいなこといいやがって」とか、
ボロカスに言われています。

でも、大きな夢や目標を掲げるのは間違っているのだろうか。
手が届きそうなところに設定してお茶を濁すことが夢なのかな。
それは、妥協とか諦めとは呼ばないんだろうか。

大きなことを成し遂げた人は、手が届きそうなことしかやらなくて今があるのではないと思います。
周囲からすれば途方も無いような大きな夢や目標を掲げたからこそではないのでしょうか。
高校女子サッカーで何度も日本一に輝いた常磐木学園高校は、部員5人で練習試合さえできないときに「日本一になる」と決めたといいます。
京セラは、間借りの町工場で従業員100名に満たないときから「世界一を目指す」と宣言し、今は電子部品で世界シェアナンバーワンだ。
山に登るのに、登頂を目指すのではなく7合目でいいです、なんて勿体ないと思います。

コンディショニングや戦術については大いに論じて分析すればいいでしょう。
でも、掲げた目標を叩く人たちが居ることは残念に思います。
現実を見て、妥協して、諦めて、できることしか目標にしない、という人たちばかりでは何も生み出さないでしょう。
高い目標を掲げる人を叩く人は、自信がないから他人の自信を奪うのです。

きっと本田選手はそんな閉塞感のある日本を元気づけたかったんではないか、と思います。
「優勝を目指す」と言葉に出せる勇気はすごいと思うし、渦の中心となって周囲を巻き込んでいくリーダーシップも素晴らしいと思う。
今回は残念な結果に終わったけど、ぜひまた頑張って欲しい。周囲の批判に負けずに貫き通して欲しい。

僕自身も、もっと高い目標を掲げて頑張っていきます!!